養鶏場へ鶏ふん発酵装置の入れ替え
先日、千葉県の養鶏場(採卵鶏)へ鶏ふん発酵造粒装置GTR6000型を納入してまいりました。
東邦式畜ふん発酵造粒装置 GTR6000型
レーン幅 6.0m
レーン長 66m
堆積高さ 1.2m
こちらの養鶏場では、他の発酵装置を使われていましたが、近隣における鶏ふん堆肥の需要が粉から粒状に変化したこと、また羽数が増加したこと、機械の老朽化など、種々の理由で弊社の発酵造粒装置へ入替えていただくことになりました。
元の機械のレーンを加工して設置しております。
水分調整をした鶏ふんを発酵レーンに投入いたします。
投入量の目安は最大で1.2m程度まで積み上げていただいております。
あとは機械にお任せです!
ナタ爪を使った逆転吹上回転方式のロータリーが、鶏ふんを粉砕します。
また吹き上げて切り返すことで、切り返し後の堆積がフワッと空気をたくさん含んだ柔らかい状態になります。
これによって、好気性発酵の条件が整い、発酵の立ち上がりが早く、そして持続します。
切り返し後は緩やかな二山形状になります。
堆積量が増えるほど、乾燥には不利になりますので、少しでも表面積を増やして乾燥が促進するように工夫しております。
また、床面からのエアレーションも良い発酵、早い乾燥には必須です。
導入から約2週間経過、鶏ふんの粒状化と乾燥も順調のようでした。
鶏ふん堆肥を粒状化したい・・・
発酵装置が老朽化して更新時期に来ている・・・
最近は既存の建物を利用して、弊社の発酵造粒装置を導入する事例が増えております。
是非、弊社までご連絡ください。
環境設備課 目黒