堆肥の乾燥
良くある問い合わせに、堆肥の乾燥を良くしたいというのがあります。
一般的に、開放型の発酵装置で発酵させると、概ね30%前後の水分率まで乾燥します。
そこから、袋やフレコンバックに詰めて販売する場合、保管期間中にカビなどが生えづらいように、水分をさらに飛ばす必要性がありますが、鶏ふん堆肥、とんぷん堆肥を業者に販売しようとすると、水分率がネックになることが多いです。
現在、比較的多くの方が、天日を利用した乾燥を行っていますが、弊社では、乾燥ハウスへの扇風機の取付を推奨しております。
先日、新設された天日乾燥撹拌機です。
建物には扇風機を取り付けました。
試運転の様子が下の写真です。
埃が扇風機の風で飛ばされて扇型の模様になりました。
このようなイメージで堆肥全面に風を当てて、乾燥を促進させていきます。
理屈は、雨の日に洗濯物を部屋干ししますが、それに扇風機の風を当てると早く乾く・・・
それと同じです。
今ある施設で、もう少し乾燥させたい・・・
そんな時に扇風機の設置は効果的です。
鶏ふん、とんぷんの乾燥でお悩みの方は是非弊社までご相談ください!
環境設備課 目黒