東邦式畜ふん発酵装置GTR6000型
先日、千葉県にある養鶏場にお邪魔してきました。
東邦式畜ふん発酵装置GTR-6000型の据え付け工事のためです。
これまでは堆積させた鶏ふんを重機による切り替えしを行うことで発酵、堆肥化させていましたが、作業に大変な苦労をされていました。
今回はその切り返し作業を自動化し、耕種農家の皆さんが使いやすい粒状鶏ふん堆肥を作るため、東邦式畜ふん発酵装置GTR-6000型を導入していただけることになったのです。
試運転で数回運転させた時点でも、鶏ふんの粒状化がみられます。
下処理として一次発酵もしっかりとされているので、原料の鶏ふんを撹拌している最中は強い発酵熱が感じられました。
撹拌の工程を終え、一晩寝かせた翌朝の堆肥の温度です。
60度近くまで発酵熱が上がっていることが確認できます。
今まで人の手で行っていた切り返し作業を機械に任せることで、その時間を他の作業や休息に充てられるようになりました。
弊社ではよりよい粒状堆肥づくりのお手伝いをさせていただくことはもちろん、畜産家の皆様のお仕事が少しでも楽になるお手伝いが出来るようなご提案をしていきたいと思っております。
環境設備課 遠間