ずっと使うから・・・東邦式の畜ふん発酵造粒装置
先日、1986年5月に採卵鶏農場へ導入した発酵造粒装置を点検させていただく機会がありました。
人間で言うと35才、働きざかりです(笑)
しかし、堆肥を発酵させる機械で、ここまで長寿も珍しいと思います。
東邦式発酵造粒装置 S235型 1986年式!
レーン幅 3.0m
レーン長 45m
堆積高さ 0.7m
弊社がシンプルな設計を心掛け、使い勝手の向上を目指した機械の初期型です。
現在の大型機GTR6000型やS255深槽型などの発酵造粒装置の原型となっています。
この機種が東海地方から関東に多く導入されたのが1980年~1990年です。
そのユーザーさんたちが10年、20年と使用してくださり、
良いところ、悪いところをたくさん、たくさん教えていただきました。
そして進化していった末に、現在の大型発酵装置GTR6000型が生まれています。
ちなみに下の写真はMY5000S型、現行型GTRの前身機です。
レーン幅 5.0m
最大堆積高さ 1.2m
今回紹介のS235型が開口部に入ってしまうほど大きな機械です。
弊社の大型機のはしりで、この機種で5年ほど経験を積ませていただき、現行のGTRへと昇華しました。
また、現在も見た目は変わりませんが各部の進化と、処理能力をアップした
S235深槽型を販売しております。
S235深槽型(堆積高1.0m)です。
一度、導入すれば、最低でも20年は使用されるの畜ふんの処理機だと思います。
「ずっと使える」「ずっと使いたい」、そう思っていただけるのは、
機械本体の作りが丈夫であることは当然として、
メンテナンス性が良いこと、万が一の故障が起きても、お客様自身が簡単に修理を行えること。
それが大事だと弊社は考えております。
この発酵造粒装置も、お客様自身がメンテナンスと修繕を続けてくださったからこそ
35年経過した今も現役で、鶏ふん堆肥を作り続けられいるのだと思います。
シンプルイズベスト!
その機能は本当に必要なのか?と問い続け、
現在も進化を続け、お客様ご自身が管理されているのが東邦式の機械です。
「ずっと使うなら・・・」
だからこそ慎重に慎重に、機械を選んでいただきたいと思います。
鶏ふん、とんぷん、有機残さなど、発酵処理による堆肥化。
そして、堆肥の粒状化を、ご検討中の方は是非弊社までお問い合わせください。
環境設備課 目黒