自前の敷料生産 牛ふん堆肥を敷料利用する
酪農、肥育、繁殖など、敷料が必要な牛舎の方々には深刻な、敷料に利用するおが屑の不足。
以前より、問題となっておりましたが、最近は特に顕著になっております。
そこでご提案したいのが、自前の敷料づくりです。
弊社では、約25年前より、発酵乾燥させた牛ふん堆肥を牛舎の敷料として、利用されているお客様とお付き合いがあります。
敷料の牛ふんが汚れてきたらアウトして、発酵装置(S245型)へ投入します。
約3週間の発酵期間を経ると、汚物感も無くなり綺麗な堆肥となります。
この状態で、含水率は35%前後ですので、敷料とするためにもう少し乾かします。
こちらでは、堆肥舎に積み上げ、下部からエアレーションを行い乾燥処理を行っていました。
しっかり乾燥したら、再び牛舎へ
牛ふん堆肥を敷料にするときのポイントは二つです。
1、良く発酵していること
2、良く乾燥していること
このポイントをしっかりクリアした牛ふん堆肥を敷料として利用すると
おが屑などの敷料よりも、乳房炎などの発生が少なくなるとのことでした。
もちろん、これだけで、農場内で使用する敷料のすべてが間に合うと限りません。
それでも、外から購入する敷料を減らすことで、コストの削減も可能ですし、
何より、戻し堆肥を敷料とするとこで、処理しなくてはいけない、ふん尿を増やす(農場外から追加)ことなく処理が可能です。
今ある、堆肥化(発酵処理)施設に、天日乾燥機などを追加して、乾燥具合をあげて敷料とすることも可能です。
敷料不足にお悩みの方は、是非弊社までご相談ください。
環境設備課 目黒