発酵鶏ふん堆肥・発酵とんぷん堆肥の袋詰め
弊社が取り扱う、発酵鶏ふん、発酵とんぷん、発酵牛ふんは全国各地(東日本が中心)より買取り、主に北信越、東北圏へ販売を行っております。
その際、重要なのが袋詰めです。
買取りした堆肥はJA全農の倉庫へ配送しますので、トラックの荷台にバラで積んだような状態では取扱いが出来ず、袋詰めしての出荷が必須となっております。
袋詰めの種類は、15kg~20kgのポリ袋へ充填が主流となり、一部、300kg~500kgのフレコンバックへの充填もございます。
このような理由から、弊社は堆肥を農場内に滞留させない手段として、運搬が用意になる包装(袋詰め)をご提案しております。
ここで、紹介しますポリ袋詰めの方法は大別すると2種類の装置があります。
まず、比較的、小規模のお客様へは、半自動タイプの袋詰め装置をお勧めしております。
【東邦式 半自動袋詰め装置 TF-2000型】
原料ホッパーに堆肥を入れ、袋を秤の上にセットして足踏みスイッチを押すと、指定した重さまで充填します。
その後、シール機(袋の口を閉じる)でシールすると完成です。
袋詰めの能力は1時間あたり、30袋~50袋です。
生産能力は作業者の能力(体力)に左右されてしまいます。
おおむね年間の出荷量が20,000袋(300t)前後の場合は、この半自動タイプをお勧めしております。
つづいて全自動タイプです。
【東邦式 全自動袋詰め装置 3CM-52型 ニューロング工業(株)製】
原料ホッパーに堆肥を入れるだけで、袋に充填、袋を閉じ、さらにパレットへの配積みまで行います。
1時間あたりの生産能力は250袋~300袋です。
原料を入れるとパレットへの配積みまで完了するので、人の能力(体力)に依存しない生産が可能です。
半自動に比べて、全自動タイプは設備費も大きくなりますが、昨今問題になっている人手不足を解消できる設備ですので、お問い合わせと導入が増えております。
また、堆肥の出荷は春と秋に集中するため、その時期を目指して袋詰めするのですが、袋詰めした在庫を保管する倉庫には限りがあります。
それゆえに需要に合わせて即袋詰めできる、瞬発力ある全自動タイプは、堆肥の売り時を逃がす事がありません。
弊社では、お客様の規模、堆肥の生産量、出荷量に合わせて、袋詰め装置のご提案をしております。
堆肥の袋詰め、そして人手不足でお悩みの方は、是非、弊社までご相談ください。
環境設備課 目黒