発酵造粒装置・天日乾燥撹拌機・トロンメル篩など
AIなどのリスクが少ない季節になりましたので、弊社の発酵造粒装置、天日乾燥撹拌機、トロンメル篩などを使用してくださっている、畜産家さんを訪問してきました。
愛知県の採卵鶏農場
本年3月より稼働している、発酵造粒装置です。
東邦式畜ふん発酵造粒装置 S245深槽型
発酵レーン幅 4.0m
発酵レーン長さ 50m
鶏ふん堆積高さ 1.0m(最大)
気温の上昇に伴い、発酵と乾燥が早く進み過ぎるとのことで、床面からの送風装置の調整をお勧めしました。
同じく愛知県の採卵鶏農場
左側が2000年7月から、右側が2018年7月から稼働している発酵造粒装置です。
東邦式畜ふん発酵造粒装置 S245深槽型
発酵レーン幅 4.0m
発酵レーン長さ 45m
鶏ふん堆積高さ 1.0m(最大)
この2台で約20万羽相当(ふん乾付きウィンドレス)の鶏ふん処理をされているとのことでした。
発酵後は綺麗な粒状となっております。
これを袋詰めするために仕上げ乾燥を行っています。
東邦式 天日乾燥撹拌機 TP-6015型
乾燥レーン幅 6.0m
乾燥レーン長さ 55m
乾燥後は、篩掛け、袋詰めと続きます。
袋詰め後は弊社が東北地方へ販売させていただいております。
つづいて、静岡県の採卵鶏農場
2005年2月導入の発酵造粒装置です。
東邦式 畜ふん発酵造粒装置 S235深槽型
発酵レーン幅 3.0m
発酵レーン長さ 22m
鶏ふん堆積高さ 1.0m(最大)
同時期に導入した、トロンメル製品選別装置です。
粉・粒・大玉(異物)と分別後に袋詰めして、近隣農家へ販売されています。
綺麗な粒状と良く発酵乾燥ていることが人気の秘訣とのことです。
最後に静岡の採卵鶏農場
2013年10月導入の発酵造粒装置です。
東邦式 畜ふん発酵造粒装置 S245型
発酵レーン幅 4.0m
発酵レーン長さ 22m
鶏ふん堆積高さ 0.7m(最大)
後半に紹介しました、2件の採卵鶏農場は発酵レーンが22mと、一般的には考えられないほど短い距離です。
しかしながら、適切な前処理(予備発酵)を行い、効率よく発酵造粒装置を稼働することで、綺麗な粒状で、かつ良く乾いた発酵鶏ふんとなっております。
弊社のお客様には狭く限られた敷地で畜ふん処理を行う方々が多くいらっしゃいます。
畜ふん処理を行いたい、施設を増設したいと考えても土地の問題にぶつかることも多いかと思います。
畜ふん処理はしたいけど、場所がないとお悩みの方は、是非、弊社までご相談ください。
環境設備課 目黒