使いやすさのために引き算で考える
先日、静岡県の杉山養鶏場様を訪問させていただきました。
東邦式畜ふん発酵造粒装置S245型(発酵レーン幅4m)を導入されて間もなく2年となります。
今回はチェーンへの給油、ベアリングのグリスアップなど定期点検を
発酵機の担当者の方と行わせていただきました。
私たちの機械の設計コンセプトは「引き算で考える」です。
それは30年以上にわたり、お客様から頂戴した要望と真摯に向き合い
機能を追加(足し算)するのではなく、あえて機能を簡素化(引き算)してお客様の要望を満たすこと。
これを積み重ね、シンプルにシンプルにしてきたのが東邦式の各機械。
それゆえ定期点検も数分で終了しますから、手も掛からずに気兼ねなく使っていただけます。
さて、肝心の鶏ふんの堆肥化の状況ですが、訪問した時は梅雨入りしてから
晴れた日がほとんどないという悪条件ではありましたが、
鶏ふんはしっかり発酵し、後部に取り付けた扇風機の効果も手伝って
比較的乾いた鶏ふんに仕上がっておりました。
粒状鶏ふん堆肥の生産をはじめて、今年で2度目の春の需要期を終了しましたが
農家の方々からの評判も上々で、順調に堆肥の処分が出来たと伺いました。
まず鶏ふんの堆肥化に手を煩わせたないことは、発酵機メーカーである私たちの役目です。
その上で、作り上げた堆肥の最終処分にも困らなくなっていただくことが
堆肥のプロとしての責任だと考えております。
堆肥の最終処分にお困りの方は是非、私たちにご相談ください。
環境設備課 目黒